マーケティング

【厳選5冊】マーケティング未経験者におすすめの本

こんにちは
イズミです。

マーケティング未経験でも理解できる本が知りたい
マーケティング部門に配属になったから、とりあえず本で勉強したい
マーケティングに興味あるけど、何していいかわからない

そんな風に思っていませんか?

この記事ではマーケティング未経験の人が読むと

  • 「マーケティングとは何か?」という全体概要がわかる
  • 「何をどう考えればよいのか?」という具体的な戦略がわかる
  • 「何をどう行えばよいのか?」という具体的なスキルがわかる

という良書を5冊ご紹介します。

私がこれまで読んできた中でも
できる限り堅苦しくない、実践的な内容のものを選びました。

ぜひ最後まで読んでいってください。

大前提:本を読むだけで終わらせない

これからマーケティング未経験者におすすめの本を紹介していきますが、まず最初にお伝えしておきたいのは

本を読むことはあくまで『インプットの一環』に過ぎない」ということです。

ぜひ本を読んだ後は、その本から学んだことをアウトプットして、インプット⇔アウトプット」を1セットで行うことを忘れないようにしてください。

「インプットとアウトプット」は呼吸と同じです。

インプットばかり、つまり息を吸ってばかりいたらどうなるでしょうか?

苦しくなってくることがイメージできたかと思います。

息を吸ったら吐く。インプットしたらアウトプットする。

まさに文字通り、息をするようにインプットとアウトプットはセットで行いましょう。

何をどうアウトプットしたらよいかわからない方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

では、お待たせしました5選紹介していきます!

マーケティング未経験者におすすめの本5選

1.USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

著者である森岡毅氏が2010年にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)に入社して以降、USJは集客を600万人以上積み上げ、売上を倍以上、利益は数倍というまさにV字回復を果たした秘訣が述べられている本。

このV字回復を達成するための秘訣こそが「消費者視点のマーケティング」であり、マーケターは「消費者理解の専門家」として行動するべきであると述べらている。

その他にも、
マーケティングとは「売れる仕組みを作ること」であり「消費者の頭の中」や「店頭」、「商品の使用体験」をコントロールすることで、仕組み化することができるとということなどが述べられている。

USJという我々でも知っていてイメージできるものを題材に話が展開されるので、マーケティングの全体像を理解する入門編としてとてもオススメの本です。

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

 

 

2.美しく「バズる」技術 誰も教えてくれなかった本当のSNSマーケティングの教科書

マーケティングの中でも、「Webマーケティング」について主に述べられている本。

本のタイトルにもなっている『美しく「バズる」』とは、ゴールを明確にし、それを達成するための戦略的WEBマーケティングであると述べられていて、

そのためにはWEBマーケティングの全体像、つまり「コンセプト設計」→「認知」→「ファン化」→「集客」→「信頼構築」→「販売」→「リピート」のプロセスを理解したうえで分解し、戦略的に構築しなくてはならないと述べられています。

本の中には各ステップでの具体的な施策が「これでもか!」というほど詳細に紹介されていて、読んでいるこっちが「もうそんなところまで言わないで!」って思ってしまうような丁寧さ、細かさで書かれています。

より具体的な手法が掛かれているので、「戦略」理解にもなるし具体的な「戦術」理解もできる良書です。

美しく「バズる」技術 誰も教えてくれなかった本当のSNSマーケティングの教科書

3.ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法

こちらもWebマーケティングの全体像について書かれている本。

Webマーケティングは基礎的な考え方である「ファンダメンタルズ」とWeb特有の「テクニカル」に分けられて、「ファンダメンタルズを理解していないWebマーケターは、ただのデジタルオペレーターである」という少々耳が痛いことが書いてある本。

著者の木下勝寿氏は(株)北の達人コーポレーションを率いて、売上の7割が定期購入で18年連続増収という異次元の業績を達成した人物。

「ファンダメンタルズ」では「誰に」「何を」「どう」伝えるか突き詰めることが、
「テクニカル」では「データ」から「人間の行動パターン」を見つけることが何より大切であり、背景を理解し、施策の手を打つことが、普遍的なマーケティングの本質だと述べられています。

2番目に紹介した『美しく「バズる」技術』とどちらを先に紹介するか迷いましたが、マーケティング活動を多少してから読んだ方が「より刺さる」と思ったので、こちらを3番目の紹介としました。

本自体が少し厚めでもあるので、読むのに少し時間は必要かもしれません。

ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法

4.僕たちは、地味な起業で食っていく。 今の会社にいても、辞めても一生食いっぱぐれない最強の生存戦略

皆さんは、そもそもなぜマーケティングを勉強したいと思ったのでしょうか?

その理由が「起業したい」「独立したい」「会社を辞めたい」という理由だったのなら、こちらの本を読むことを強くおススメします

著者の田中祐一氏は、累計179名の受講生に対して総額「30億3238万円」を超える売上アップを成功させているスーパーマーケターですが、彼自身は「地味な起業」つまり「誰かを応援することで稼ぐ、敷居が低くてリスクのない新しい働き方」をしてきたのだと書かれています。

いい意味で「起業」というものに対する既成概念をぶち壊してくれる本です。

特別なスキルは必要なく、社会人の基本的なスキルがあれば、すぐにでも始めることができる「地味な起業」についてや「地味で平凡な普通のサラリーマン」に何ができるか教えてくれます。

「自分が応援したいという人と仕事でつながるためには、まず、その人のブログやメルマガに登録しておくこと」なんていう、本当に今すぐできることが書かれているので、自分のキャリアや働き方について悩んでいる人は読んでみてください。

僕たちは、地味な起業で食っていく。 今の会社にいても、辞めても一生食いっぱぐれない最強の生存戦略

5.コトラーのマーケティング入門

著者は現代マーケティングの父と称されるフィリップ・コトラー。その著書「マーケティング入門」(原題: “Marketing Management”)は、マーケティングの全体像を理解するために最適です。

この本は、戦略的なマーケティングのフレームワークから具体的な戦術までを詳しく解説しています。

正直、この本は具体的な手法というより、もっと上流の「戦略」について述べられている部分が多いので「読んですぐ動ける!」という感じではありません

そういう意味では「未経験者に最適」かというとそうではないと思います。

ただ、やはり戦略という面では古典的かつ普遍的な概念が述べられているので、ある程度マーケティングがわかってきたなというタイミングで読んでみてよいかもしれません。

この本で述べられていることが理解できなくても、マーケティング活動はできます(笑)

コトラーのマーケティング入門

最後に

大前提の項目でも書きましたが、本を読んで終わりでは意味がありません。

本を読むことはあくまでインプットで、アウトプットまでセットで行って初めて意味を成します。

アウトプットとして何をすればよいのか?ということがわからない場合はこちらの記事でマーケティング未経験者でもできる3STEPアクションを紹介していますので、参考にしてみてください。

今回紹介した5冊はどれも実践的もしくは普遍的な内容を解説してくれている良書です。

ぜひ読んでもらって、マーケティングへの理解を深め、行動に移してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!