マーケティング

マーケティングを勉強したい!身に着けるべき3つのスキル

こんにちは、イズミです。

マーケティングを勉強したい!
理解したい、身に着けたい、実践したい!

と思っても、実際何から手を付ければ良いか、わからなくないですか?

この記事は
Webマーケティングを用いて月収100万円を優に達成している先輩マーケターや、
年商9億円マーケターの師匠に教えてもらった「身に着けるべきスキル」を紹介します。

具体的には
そもそもマーケティングってなにか?
マーケティング3つの重要スキル

についてお話していきます。

ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

マーケティングとは?

そもそも、マーケティングとは何か?ということについては、いろいろな定義があります。

例えば
かの有名なピーター・ドラッカーは以下のように述べています。

マーケティングの理想は販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、顧客に製品とサービスを合わせ、自ら売れるようにすることである。
(『マネジメント』より)

また、日本マーケティング協会では、以下のように定義しています。

(マーケティングとは)顧客や社会と共に価値を創造し、その価値を広く浸透させることによって、ステークホルダーとの関係性を醸成し、より豊かで持続可能な社会を実現するための構想でありプロセスである
(『公益社団法人日本マーケティング協会について』より)

「マーケティングとは何か?」についてはこちらの記事でも解説をしているので、読んでみてください。

この記事では、マーケティングとは
商品を買ってもらうための営業活動を0にしても、商品を買ってもらえる状態にする」という活動だと定義して考えていきます。

マーケティング3つの重要スキル

「マーケティングを極めたい」と思ったときに、まずそもそも「マーケティングが極められている状態」とは具体的にどういう状態なのかを把握しておきたいところです。

私が師匠や先輩から聞いたり、見て学んだ「人間理解力」「ライティング力」「チーム力」の3つの力を身につけられている状態ということに行きついています。

①人間理解力

「営業活動をしなくても商品・サービスが売れる状態を目指す」というとき、必要なのが「人の気持ちを理解する」ということです。

人それぞれ、考え方や価値観は違うものですが、そのいろいろな考え方や価値観を理解して、適切な商品やサービスを届けることが必要になります。

マーケティングが上達するかどうかは、
「どれだけ人の気持ちを理解できるか」
「それだけ人間というものを理解できているか」
がポイントになっています。

そして「人間を理解する」というときに、考えたほうが良いポイントが

「その人は何にモチベーションを感じるのか?」
「その人は何に自分のエネルギーを使うのか?」
「その人はいまどんな“現状”を過ごしているのか?」

という観点を持って向き合うことです。

1-1.モチベーションの観点

「相手が何にモチベーションを感じるのか?」
「どんな時にモチベーションを失いがちなのか?」について深く向き合う必要があります。

それにはその人が
「どんな生き方をしてきたのか?」
「いまどんな生活をしているのか?」
「その生き方を自分がしたら、どうなるのか?」

ということを考えます。

1-2.エネルギーの観点

「何にエネルギーを使うのか?」
「何にエネルギーを奪われてしまうのか?」向き合います。

ここでいう「エネルギー」っていうのは単純な「体力」とも違っていて、「気力」とか「根気」に近いもので身体面に加えて精神面も含めたパワーのようなものだと思ってください。

言われてみれば確かにという感じだと思うんですが、人って時間やお金の節約は考えるけど、自分のエネルギーの節約ってなかなか考えないんですよね。

例えば
「怒りっぽい上司」とか「メンヘラな彼女」とかって、側にいるだけで気を使ってしまってすごい疲れてしまうっていう状況があるとします。

それってその上司とか彼女に「エネルギーを使っている(奪われている)状態」なんですよね。

常に上司のこととか彼女のこととかを考えてしまっている(エネルギーを使っている)ので、例えばそういう人に対して「怒りっぽい上司への話し方」みたいなことを教えられるとしたら、めちゃくちゃ刺さるコンテンツを作れます。

1-3.ホメオスタシス(現状維持)の観点

「ホメオスタシス」という言葉は本来は生物学の言葉で
「生物が自分の内部環境を一定の状態に保ち続けようとする傾向」のことです。

ホルモンとか体温とかそういう内的な環境をできる限り一定に保って、現状を維持しようとする働きのことを言います。

「現状で生きていられるのだから、大きく変わる必要がない」
「逆に大きく変わっているということは、生命の危機だ」

と考えるのが、本来のホメオスタシスです。

ただ、ここでいうのはいわば「メンタル的ホメオスタシス」の話で、
“変わりたい”と思っている人にもこのホメオスタシスは働いてしまいます。

ダイエットしたいなと思って運動を始めても、
「今日なんか気分のらないな」みたいな日が続いて結局辞めてしまったり、

資格を取ろうと思って勉強を始めても、ある日突然
「この資格、やっぱり使えない気がしてきた」みたいに感じて勉強を辞めてしまったり。

そんな経験ありませんか?

これすべて「メンタル的ホメオスタシス」が働いた結果です。

私にもあなたにも、お客さんにも人類には全員に多かれ少なかれこの「メンタル的ホメオスタシス」が作用します。

この現象を理解できているかどうかで、アプローチの仕方が変わります。

②ライティング力

①の「人間理解」でお客様のことを理解出来たら、その人たちに自分の商品/サービスの価値を適切にお伝え出来なければなりません。

いくら良い商品を持っていても、誰にも知られなかったら意味がありませんからね。

その時に必要なのが「ライティング力」。
つまり適切な情報を魅力的に伝えるスキルです。

2-1.コピーライティング

「コピーライティング」って、聞いたことあると思うんですが、具体的に何を指すかってわかりますか?

コピーライティングとはつまり、「人に行動を促す文章」を書くことを意味します。

コピーライティングを学ぶことで
人を惹きつけるテクニック
人が何に価値を感じるかという感覚

が身についてくるので、初心者はまずここから学ぶのがおススメです。
コピーライティングを極めると人の購買意欲、モチベーションをある程度コントロール出来るようになるようので、いわゆる「怪しい壺」も売れるようになる類のものです。(笑)

2-2.SEOライティング

SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、「検索エンジン最適化」と言われます。

何か悩んだこと、知りたいことがあったら「検索」しますよね?

その検索結果に取り上げられるように適切な文章を書くためのスキルを、SEOライティングと言います。

先ほども書いたように、
いくら良い商品を持っていても、誰にも知られなかったら意味がありません

SEOライティングは、まず自分のことを知ってもらう第1歩目としてめちゃくちゃ重要なスキルになります。

2-3.台本(シナリオ)作成スキル

2-2のSEOなどを通して自分や商品を知ってくれた後に、
その人に価値を提供すること、その人を教育することで、商品の提供ができます。

価値をお届けするためのストーリーを組み立てて伝える必要がありますが、
その際のストーリーを組み立てるスキルが求められます。

こういう理想世界があって、この理想世界にいくために、こういうことを取り入れると良いんですよ、というストーリーを届けます。

読んだ人が
「うわ、そんな素敵な世界があるなら行きたい」
「そんな手法あるなら取り入れたい」となるような理想世界へと行き方を教えることが「教育」でその際のシナリオを作成スキルが「台本(シナリオ)作成スキル」です。

③チーム力

「初心者の自分には、チームはまだ早いんじゃない?」という人もいるかと思います。

ただ、
初心者の段階からチームを組んで仕事をすることを意識しているかどうかで、提供できる価値が大きく変わります。

というのも、自分が得意なことに注力して、苦手なことを得意な人にやってもらうという意識で学ぶことで、学習の取捨選択ができるからです。

チームを組むことで、自分の限界を超えたビジネスをすることができます。

いきなり自分がチームのトップになることは難しいかもしれません。
その場合は何かのコミュニティに入ってみたり、小さなプロジェクトにお手伝いのような立場で参加させてもらうと、チームでの動き方がわかってくると思います。

まとめ

マーケティングを勉強したい!と思ったときに、身に着けるべきスキルは以下の3つでした。

  1. 人間理解力
  2. ライティング力
  3. チーム力

そして人間理解力は

  • モチベーションの観点
  • エネルギーの観点
  • ホメオスタシスの観点

の3つで考えることができ、

ライティング力は

  • コピーライティングスキルスキル
  • SEOライティング
  • 台本(シナリオ)作成スキル

の3つに分けて考えることができました。

また盲点なのがチーム力で、マーケティング未経験の時点からチームで働きことを意識した動き方をすることが重要でした。

皆さんもぜひこの3つを意識してマーケティングを習得してみてください!