マーケティング

そもそも、マーケティングとは?

こんにちは!イズミです。

マーケティングって聞いたことはあると思いますが、
「マーケティングってそもそも何?」って思ったことないですか?

「商品を企画することでしょ?」
「広告とかだして、認知を集めることでしょ?」
「商品のブランド力を高めることでしょ?」
「なんか、なんとなく胡散臭いやつでしょ?」

と、いろいろ意見や定義はあると思いますが、

結論、マーケティングとは
「企画から商品開発、集客、売上を上げるところまでのトータルプロセス」
を指します。

この記事ではマーケティング活動をすることの、目的と目標について明らかにしていきます。

ぜひ最後まで読んでいってください。

マーケティングとは?

マーケティングとは、
「企画から商品開発、集客、売上を上げるところまでのトータルプロセス」
のことです。

つまり、ビジネス活動そのものを指すと思ってもらってもほぼ間違いないです。

  • 顧客にどういう価値を届けたいのか?
  • その価値を届けるためには、どういう商品・サービスがあるべきなのか?
  • その商品・サービスを必要としている人をどうやって集めるのか?
  • 集めた人たちに、どうやって販売するのか?

そのすべてを考え、実行するのがマーケティングで、
上の中のどれか一つだけを指すようなものではありません。

マーケティングとは? もうちょっとわかりやすく

マーケティングは
「企画から商品開発、集客、売上を上げるところまでのトータルプロセス」
のこと、と言いました。

ただ、
「正直、よくわかんない!」

っていうのが正直なところだと思います。笑

これをもうちょっと行動レベルで表現してみると、以下のようになります。

マーケティングとは
「商品を買ってもらうための営業活動を0にしても、商品を買ってもらえる状態にする(近づける)こと

ちょっと、具体的になりましたね。

では、営業活動をせずに商品が売れる状態って、どういう状態でしょうか?

マーケティングとは、営業活動を0にしても買ってもらえる状態にすること

営業活動をせずに物が売れる状態というのは、大きく分けて2つのパターンがあります。

  1. もともと「欲しい」と思っている人を見つけて、その人に商品を届ける
  2. 「欲しい」とまでは思ってないけど、「興味がある」という人たちを集め、教育を施して、「欲しい」まで引きあげて、その人に商品を届ける

の大きく2つです。

①もともと「欲しい」と思っている人を見つけて、その人に商品を届ける

例えば、好きなアーティストのコンサートが発表されたら、

「買ってください!来てください!」

って言われなくても、コンサートのチケットを購入しますよね?

「欲しい」の気持ちが最初から高まりまくっているので、
商品を届けさえすれば、簡単に売ることができる。

マーケターが究極的に目指すのは、こういう状態を作ることです。

では、どうやって「欲しい」と思っている人を見つけられるのか?

ここちょっと考えてみてほしいのですが、
あなたなら、自分が欲しいと思っている商品があったら、
もしくは好きなアーティストのコンサートが行われるらしいと聞いたら、まず何をしますか?

そう、
「検索」しますよね

GoogleやYahoo!で商品名を検索をしている人は、最初から興味をもっているから検索をしている人たちなので、まずはこの人たちが①「もともと『欲しい』と思っている人」の候補になります。

②「欲しい」とまでは思ってないけど「興味がある」という人たちを集め、教育を施し、「欲しい」まで引きあげて、その人に商品を届ける

①は理想的なパターンですが、多くの場合は②のパターンに当てはまると思います。

つまり、
「興味はあるけれども、ほしいとまでは思ってない」という状態にあるパターンです。

その場合は
まず、『興味はあるけれども、買わない』理由」を突き止めるよう試みます。
そこさえわかれば、その理由に対して教育・説明をすることができるからです。

②の場合は

  1. 「欲しい」とまでは思ってないけど「興味がある」という人たちを集め
  2. 興味はあるけれども、買わない』理由」を仮説を立て、把握し
  3. その理由に対して説明、教育をし
  4. 「欲しい」気持ちを引きあげて
  5. 商品を届けて、販売する

というステップを踏む必要があります。
(①の場合は最初から「欲しい」の気持ちが引きあがりまくっている状態なので、①~③をすっとばした状態になっているイメージですね)

ここでネックになるのが

「買わない理由」が分かったとして、
どのような説明をすれば買う気になってくれるのか?

ということです。

その時に大切になるのが「必要性」「緊急性」という考え方です。

マーケティングにおける「必要性」と「緊急性」

そもそも人間が何かを「買いたい」「欲しい」と思うのは

「必要性」があるからです。
誰も、必要ないものを買うことはありません。

ただ同時に、「欲しい」「必要」と思ったものを何でもかんでも買うこともありません。

「そんなことをしていたらお金が無くなってしまう」という経済的な事情を考慮して、「買う」という行動にブレーキをかけるからです。

ただ、そこに「緊急性」という概念が入ると、途端に経済的な事情は後回しになります。

例えば、
朝起きて歯が痛かったら、急いで歯医者を探して診察を受けるように、
トイレが水漏れして床が水浸しになったとき、業者を読んで直してもらうように、

「必要」かつ「緊急」な時、人はその瞬間にものを「買う」のです。

「必要性」があるから何かを欲しくなるが、いろんな事情でブレーキがかかる。
そのブレーキを外すのが「買わないとまずい」という「緊急性」

マーケターたる私たちは「必要性」と「緊急性」をセットで伝えないといけないし、
巷で販売されているものは我々の「必要性」と「緊急性」に訴えかけるように設計されています。

つまりマーケティングとは

マーケティングとは
「企画から商品開発、集客、売り上げを上げるところまでのトータルプロセス」であり、

「営業活動を0にしても、商品を買ってもらえる状態にする(近づける)こと」であり、

「商品を買うことの『必要性』と『緊急性』を伝えること」でした。

「マーケティングって何?」という質問に対して、文字で答えるとこうなりますが、
やはり百聞は一見に如かず、何事も口よりも手と頭を動かして学んでみることをおススメします。

まずは自分が
①「必要性」と「緊急性」を感じて購入したもの
②「必要性」を感じたけど、「緊急性」は感じなくて購入しなかったもの
③自分は買わないけれども、この商品はこういう「必要性」と「緊急性」がある人に向けた商品だなというもの

の3点を考えてみてください。
それだけでもだいぶトレーニングになります。

もっとマーケティングについて学びたい人、
この後何をすれば良いのか知りたい人は、ぜひご連絡くださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!